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2004年09月

浅間山噴火!!地震多いし、ちょっと心配!!

2004年09月16日 木曜日

寛政5年(1793年)のこの日、渡邊崋山は江戸詰めの三河田原藩の藩士の家に生まれた。後に三河田原藩家老、江戸留守居役を歴任。尚歯会に参加し、慎機論を著すなど蘭学者としても活躍するが蛮社の獄に連座し、自刃する。渡邊崋山や佐久間象山を思うとき、彼らにも幼少期があったのだろうか、と不思議に感じることがある。完成された1個体として突然出現したのではないかと思ったりするからだ。これは僕の勝手な想像で、実際にはかわいい(?)幼少期が存在し、成長過程の中で人格が形成されていったのだろうけれど、やはりそれを容易に感じさせない威厳というか、厳格な個性を感じる。幕末に生きた人達というのは、きっと精神的にも多分に現代人とは格段に違う強さを持っていたんだろうなあ、と感じる瞬間でもある。

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2004年09月09日 木曜日

今年は水害、地震、台風、噴火・・・と自然が猛威を奮っている。クラゲの大量発生や酷暑もこの中に入れてもいいかも知れない。大きな地震や火山活動の前兆だというひとも出始めている。科学が進歩して様々な情報が溢れている(溢れている故に・・・かも知れないが)現代においても自然が人々に与える恐怖感というのは計り知れない。それを考えると情報に乏しい幕末という時代において、コレラの流行、彗星の出現、大地震といった出来事が人々の思想や行動に与えた影響というのは少なくないかも知れないと思ったりする。

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