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国立歴史民俗博物館 千葉県佐倉市城内町
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国立歴史民俗博物館
佐倉城址椎の木曲輪内に建てられた東洋一の規模を誇る歴史民俗博物館。歴史、民俗、考古の各分野に対する研究と展示を行っている。
佐倉城址公園 千葉県佐倉市城内町
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佐倉城は堀田家11万石の居城で、元和2年(1616年)土井利勝の築城による江戸防衛の東の要衝のひとつ。維新後、軍営が設置され、近年に到っては旧総曲輪内に国立歴史民俗博物館が設置されるなどしたが、本丸、二の丸、三の丸など中核部分を含め、当時の面影を十分に保ち続けているとのこと。本丸の庭樹であったと考えられているモッコクは天然記念物となっている。

天守跡

モッコク

一の門跡
佐倉順天堂記念館 千葉県佐倉市本町
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天保14年(1843年)に佐藤泰然が佐倉城下に開いた西洋医学の私塾兼病院「順天堂病院」の建物をそのまま利用した記念館。順天堂病院は、「西の長崎、東の佐倉」と呼ばれた医学教育の一大拠点で、多くの門人達が外科手術などの西洋医学を学んだ。

正門

佐倉順天堂記念館

佐藤泰然先生像
旧堀田邸 千葉県佐倉市鏑木町
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旧堀田邸
佐倉藩最後の藩主となった堀田正倫の邸宅。和風建築と庭園が現存する旧大名家邸宅は全国的にも珍しいとのこと。堀田正倫は維新後、農業と教育に尽力し、佐倉に邸宅を構えて堀田家農事試験場を作ったりした。何回かの増改築を経たが、現在は堀田正倫時代の旧観に復せられている。
甚大寺 千葉県佐倉市新町
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松平乗邑の失脚後、老中職となった堀田正亮が延亭3年(1746年)に山形から佐倉へ移封された際、山形から移された天台宗のお寺で堀田家の菩提寺。堀田家墓所には堀田正俊、正睦、正倫の墓などがある。

堀田正睦の墓

堀田正倫の墓

顕彰碑
宗円寺 千葉県佐倉市新町
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寛永18年(1640年)、活堂嵩智禅師の開山となる臨済宗妙心寺派のお寺。佐藤泰然、尚中の墓がある。佐藤泰然は佐倉城下で私塾兼病院となる「順天堂病院」を開き、西洋外科医として開業する傍ら、後進の指導にあたった人物。尚中は泰然の養子で、もとの名を山口舜海といった。和田塾以来の泰然の弟子で、彼が東京の本郷湯島に建てた順天堂病院が順天堂大学の前身となった。

佐藤泰然の墓

佐藤尚中の墓
県立佐倉高校 千葉県佐倉市弥生町
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地域交流施設
佐倉藩々校「成徳書院」を前身とする高校。「成徳書院」の起源は、寛政4年(1792年) 佐倉藩々主堀田正順が佐倉宮小路に創設した「佐倉学問所」で、正時の時代に「温故堂」となり、正睦の時代に「成徳書院」となって幕末を迎えた。敷地内にある佐倉高校記念館は明治34年、旧藩主堀田正倫により寄贈された明治期の木造洋風建築で、隣接する地域交流施設には日本最初の蘭和辞典となる「ハルマ和解」などが展示保存されている。