インフォメーション
稲倉石古戦場 北海道檜山郡厚沢部町
TOP

 稲倉石は鶉川の急流と山道が通る峡谷で、短期間で築造した急拵えの館城を二股方面から防衛する重要拠点であった。胸壁を設け、4門の砲座を備えていたが、明治元年(1868年)11月12日、松岡四郎次郎率いる旧幕府軍に峡谷の左右から撃ち下ろされると抗いきれず、僅か4時間ばかりで敗走。館城に避難していた松前藩主松前徳広は、熊石から津軽へ逃れた。
 稲倉石古戦場には稲倉石において亡くなった松前藩士を弔うため、有志によって碧血碑が建立されたが、鶉ダム建設に伴い、湖底に沈むことになったため、現在地に移設された。

旭トンネル東側パーキング

鶉ダム

碧血碑