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文明１０年（１４７８年）、成田顕泰によって築城された忍城は、石田三成の水攻めにも耐えたことから、「忍の浮城」とも呼ばれた。文政６年（１８２３年）、阿部氏の後に松平忠堯が封じられると、幕末の４代忠誠まで代々松平氏が治めることとなる。忍藩は上総の沿岸警備や京都警備のために藩兵を供出するなど、家門格としての役割を果たした。

忍城

本丸土塁