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2003年02月

鬼は外、福は内。節分の豆もずいぶん食べてない。

2003年02月28日 金曜日

来年の大河ドラマ「新撰組!」の主人公となる近藤勇役にSMAPの香取慎吾が選ばれた。三谷幸喜と香取慎吾の組あわせは現在放送中の「HR」を連想させる。相性が良かったのだろうか。その他、沖田総司に藤原竜也、土方歳三に山本耕史、芹沢鴨に佐藤浩市を起用した三谷幸喜の描こうとしているものは何なのだろう。三谷幸喜というとダウンタウンの浜田雅功を坂本龍馬役に起用した「竜馬におまかせ」を思い出す。大河ドラマのキャスティングには思うところもあるけれど、自らも幕末好きと語り、「竜馬におまかせ」で楽しませてくれた三谷幸喜の脚本に期待したい。

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2003年02月26日 水曜日

67年前のこの日(1936年2月26日)未明、青年将校が政府首脳を襲撃。高橋是清を始め、4名を射殺、国会議事堂周辺を占拠した。2・26事件と呼ばれるクーデター未遂事件である。ちょうど放送日が重なったためか、「その時歴史が動いた」でも2・26事件を扱っていた。検閲を逃れて残された映像と当事者達の日記および肉声から事件の前後を再現する。特に首相秘書官迫水久常が肉声で語った事件の顛末はどんな文章よりも迫力があった。昭和の初めにこういう事件があった。幕末に較べれば決して遠い時代ではない。というより昭和は僕の生まれた時代でもある。けれど、戦艦長門の主砲が青年将校鎮圧のため、国会議事堂に向けられたことも知らなかった。昭和という時代の大きさを改めて感じた。

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2003年02月25日 火曜日

リコーから新しいデジタルカメラが発表された。別売のGPSカードを利用することで画像と一緒に位置情報を記録するという。住所の解らない史跡でも地図と連動することで帰ってから位置を確認することが出来る。僕なんかにしてみれば、とても便利な機能だと思う。ただ、値段は決して安くはない。本体だけで20万円。これにGPSカードを購入することを考えれば、二の足を踏んでしまう。直に携帯電話が実現しそうな機能だからだ。携帯電話のデジカメ機能がどんどん向上している昨今、他にインターネット端末として利用出来るといった機能を有しているといっても、これだけで風向きを変える力になるのかどうか、少し疑問が残る。

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2003年02月24日 月曜日

引き続き、高知の写真を整理している。次にアップする分が終われば、一昨々年に高知を歩いた分がひと段落する。こうして整理してみると短い期間で広い範囲を歩いたため、細かなところで撮りこぼしが目立つ。狭い範囲で良いからじっくりと腰を据えて歩けば良かったと今更ながらに思う。特に高知市内は旅行の最終日にまわしてしまったため、中途半端な感じが否めない。市内だけでも最低2日は必要だった。高知に入ると何処に行っても龍馬、龍馬だけれど、龍馬に限らず、高知は県をあげて史跡の宝庫なのだ。次に行くなら市内を中心にじっくりと、季節はやはり夏がいい。

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2003年02月19日 水曜日

幕末が好きだから江戸時代が好き、と短絡的に結びついてる訳ではないのだけれど、この頃何故か古いものに惹かれている。それは日本人が生活文化を謳歌していた時代であり、彼らが日常的に使っていた道具には、いまの僕らには容易に発見することが出来ない機能性があちこちに隠されている、そんな気がしてならないからだ。機械ではなく、自らの知恵を絞って生活を快適にする術を知っていた人達。僕には江戸時代に生きた人達がその様に思えてならない。だから、幕末という時代に惹かれている、という訳ではないのだけれど、この頃何故か古いものに惹かれている。

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2003年02月13日 木曜日

大体、どの家でもそうだと思うけれど、4、5代前の御先祖様まで遡れば幕末に行き当たる。僕には両親がいて、父親にも母親にもそれぞれ親がいるから、仮に4代前まで遡ると4代前には16人、16家の人がいたことになる。16家にはそれぞれ16通りの幕末があったはずで、あるいは敵味方にわかれて争ったケースもあったかも知れない。しかし、僕はその16家のうち、いまの自分の姓を含めて3家までしか知らないし、幕末を生き抜いた16人の名前に至っては2人までしか判然としない。16人、16様の生き方、せめて4代前まで家系を遡ってみたい。この頃、そんなことを思っている。

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2003年02月12日 水曜日

作家司馬遼太郎さんの命日。司馬さんが亡くなってから、7年が経過した。普段は気づかないけれど、立ち止まって物事を振り返るとき、いつも時間の早さというのが、感じている以上に速いということを認識させられる。司馬さんが亡くなったのはちょうど幕末に転んだ頃で、ニュースを聞いて随分驚いたのを思い出した。飽きっぽい僕が幕末という時代にハマり続けているのも、司馬さんの作品に影響を受けている部分が多分にあるのではないかと思う。菜の花忌、あらためて御冥福をお祈り致します。

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2003年02月03日 月曜日

高知の写真を整理していて、高知県立坂本龍馬記念館の敷地内にあるワイル・ウェフ号の舵取棒の写真が出てきた。この舵取棒、長崎県有川町にもあって、坂本龍馬記念館にあるほうは複製と書かれている。博物館などに展示されている書簡などでも時々複製と書かれたものを見掛けることがあるが、どんなふうに作成するのだろうとただ感心してしまう。ワイル・ウェフ号の舵取棒なんて、ホントに海から引き揚げてきた様な風体をしている。複製は所詮偽物だという意見もあるかも知れない。けれど、僕的には複製でも復元でも形として見ることが出来るというのが単純に嬉しい。

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2003年02月02日 日曜日

アメリカのスペースシャトルコロンビアが墜落した。金曜日の深夜からこのニュースで溢れている。僕らの日常にとって宇宙はまだ現実的ではないけれど、着実にそういう時代が来ていることをこういうニュースが流れる度に実感する。黒船来航から150年。幕末においては蒸気船の来航でさえ、脅威であったし、海外というのは庶民にとって非現実的なものであったに違いない。それに置き換えるとスペースシャトルが宇宙との間を行き来するいま、150年後には何が起こっているだろうと想像したくなる。あるいはすでに外宇宙に飛び出しているかも知れない。亡くなった宇宙飛行士のかたの御冥福をお祈り致します。

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