2004年01月09日 金曜日 最近ちょっと興味があって妖刀と呼ばれる村正について調べています。徳川に仇なす刀として家康により家中での使用を禁止されたという刀は、その同じ理由によって幕末の志士達が好んで佩刀にしたと言われています。しかし、実際のところ、どうだったのでしょう。幕末の著名人で村正を佩刀としていたという話は聞いたことがない様に思います。村正は刀工正宗の弟子であったといい、何らかの理由で破門された後、放浪して千子村に定着し、千子村正宗を名乗ったといいます。そこから村正と呼ばれる様になりました。徳川家との因縁は家康の祖父の代から始まります。祖父清康が家臣に惨殺された際の刀が村正であるといい、父広忠も家臣に殺されそうになった際、その家臣が持っていた刀が村正だったといいます。また、家康の長子信康が信長の嫌疑により切腹させられた際の介錯刀が村正であったといい、家康自身大阪夏の陣で手柄を立てた信長の弟有楽斎の槍を手にしたところ、思いがけなく怪我を負い、やはりその槍が村正であったということから、家康自身の命により、家中での村正の使用を禁止されたといいます。その他、大阪夏の陣で家康に追い迫った真田幸村の佩刀が村正であったなど、枚挙に暇がありません。そんな訳で興味があって調べ始めた訳ですが、どなたか、村正を佩刀としていた幕末の著名人を御存知の方がいたら教えて下さい。よろしくお願いします。 TOP |
2004年01月08日 木曜日 いよいよ幕末の年が明けました。歴史街道の2月号では早速新選組を総力特集で扱っています。大河ドラマのほうは明後日11日から三谷幸喜脚本による「新選組!」始まりますし、関連する出版物も徐々に増えてくるのだろうと思っています。大河ドラマとしては異色のコメディタッチの内容とのこと。撮影風景の写真をいくつか見ましたが、それなりに皆配役に馴染んでいる様な印象を受けました。いい意味で、まだ幕末に興味のない方達への導入口になってくれればいいなと期待しています。 TOP |
2004年01月05日 月曜日 皆様、新年明けまして、おめでとう御座います。昨年はいろいろありましたが、このサイトもどうにかこうにか足掛け5年目に突入です。御心配のメールを頂いた皆様、思う様に返事を返せずに申し訳ありませんでした。仕事や私生活の影響で更新のペースが落ちることはありますが、閉鎖することはいまのところ考えたこともありませんので、引き続き御愛顧頂ければ幸いです。さて、今年もいろいろやりたいことはあるのですが、あまり書き過ぎてしまって実現出来なくても格好が悪いので、見通しが立ったときにこそっと書く様にしたいと思います。先ずは昨年中途半端のままになっている会津の写真をコンプリートさせることですね。下仁田の写真も手付かずのままになってますし。そんな訳で新しい年もよろしくお願い致します。 TOP |